画面クリックで拡大

言葉を越えてヒロシマを伝えていくために。日本グラフィックデザイナー協会、亀倉雄策会長(当時)と財団法人広島国際文化財団(山本朗理事長)は、共同してヒロシマを訴えるポスターを制作、広く平和を呼び掛けるキャンペーンを展開する構想を発表しました。
構想は「ヒロシマグラフィックキャンペーン」と名付け、JAGDA所属のデザイナーが毎年1点ずつ平和を希求するポスターを制作。国際文化財団と協力して内外に普及させ、視覚によって「ヒロシマ」を語り広め、核兵器廃絶の一助にしようというプランです。
ポスターは日本の代表的なデザイナーが制作しますが、統一キャッチフレーズは「HIROSHIMA APPEALS」(広島は訴える)と制作年を入れるにとどめました。このほか原則としてデザイナーと印刷会社、JAGDA、財団名だけを印刷し、世界のどこに張られても理解できる作品に仕上げると言う構想です。
(1983年03月23日 中国新聞朝刊の記事より抜粋)
※下の各写真は、その年の作品を当時の市長への贈呈式です。

JAGDAと広島国際文化財団
HIROSHIMA APPEALS
ポスター制作スタート 
第一回制作「燃え落ちる蝶」
アーチスト亀倉 雄策 氏
<故人>1997.5.11逝去

HIROSHIMA APPEALS
第2作完成「鳥たち」
アーチスト
粟津  潔

当時の広島市長への贈呈
HIROSHIMA APPEALS
第3作完成「地球」
アーチスト
福田 繁雄
<故人>2009.1.11逝去

当時の広島市長への贈呈
HIROSHIMA APPEALS
第4作完成「子供と鳩」
アーチスト
早川 良雄
<故人>2009.3.28逝去

当時の広島市長への贈呈
HIROSHIMA APPEALS
第5作完成「閃光に砕ける翼」
アーチスト
永井 一正

当時の広島市長への贈呈
HIROSHIMA APPEALS
第6作完成「一羽の白い鳩」
アーチスト
田中 一光
<故人>2002.1.10逝去

当時の広島市長への贈呈
HIROSHIMA APPEALS
第7作完成「ヒロシマの天空」
アーチスト
勝井 三雄

当時の広島市長への贈呈

JAGDA Hiroshima TOP Page