葛西 薫 かさい かおる
1949年北海道札幌市生まれ。
1968年文華印刷、1970年大谷デザイン研究所を経て、1973年サン・アド入社、現在に至る。
代表作にサントリーウーロン茶(1983年~)、ユナイテッドアローズ(1997年~)などの長期にわたる広告制作、虎屋のCI・空間計画、パッケージデザイン(2004年~)などのほか、サントリー、サントリー美術館、六本木商店街振興組合のCI・サイン計画、映画・演劇の宣伝制作、写真集の装丁など活動は多岐。
近作に、「建築を考える」(ペーター・ツムトア著/みすず書房)、「IRON STILLS―アメリカ、鉄の遺構」(半田也寸志 写真・文/ADP)の装丁、スポーツカーTOYOTA86の広告、TORAYA TOKYOの店舗計画、NHKみんなのうた「泣き虫ピエロ」の動画がある。
東京ADCグランプリ、毎日デザイン賞、朝日広告賞、講談社出版文化賞ブックデザイン賞、日本宣伝賞山名文夫賞など受賞。
展覧会=1984年「葛西薫とSONY」(デザインギャラリー1953・銀座松屋)、
1992年「‘AERO’葛西薫展」(ギンザ・グラフィック・ギャラリー)、
2007年「葛西薫1968」(クリエイションギャラリーG8、ガーディアン・ガーデン)など。
著書=「葛西薫の仕事と周辺」(六耀社)、「世界のグラフィックデザイン35 葛西薫」(DNPアートコミュニケーションズ)、「図録 葛西薫1968」(ADP)
東京ADC、東京TDC、JAGDA、AGI会員